レトリックについて shiba7 編集室 柴原
暮れの大掃除、積んでいた古本を片付けようと、捨てる本の選別、右から左へと動かしているうちに、ついつい読みだして片付かず。そのうちひらひらと紙片が出てきてまた読みだすと、これがだいぶ前に始めた文章修業の証拠の品。
いつのころか、変な情熱に浮かされて、うまい文章をモノにしたいと入門編を読みあさり、プロットとかレトリックとか耳慣れない言葉に戸惑い、辞書を引いたり、関連を調べたりとした記憶がよみがえりました。
中身はともかく、これは紙ベースのままではいづれ消えてなくなる。ココログにあげておくべしと思います。まーたいしたことは書いてはいないものの、久しぶりに目にするメモは懐かしく、そういえばあの頃はもっと熱心だったよなーと感無量。
・・・・・「辞林で引くと、レトリック:RHETORICとは、文章表現の技法:修辞(学)=言葉を効果的に使って適切に表すこと。また、その技術を言うとあります。すなわち言い回しのあや、それは思考の型であり、ちょっとした言い回しのことでもあります。」
ちなみに”あや”とは何だと調べると、「綾どられた文様のこと」、「生地の上に浮き出た柄」。「意味のあや」、「形のあや」、「構成のあや」などと使います。
「また、別の説明では、”日本語のレトリック”とは、あらゆる話題に対して魅力的な言葉で人を説得する技術体系であるといいます。すなわち、より適切な表現を求めること。」
「レトリックの5つの部門として、発想、配置、修辞(文体)、記憶、発表が挙げられています。」
「西洋のレトリックとして、ソクラテス、プラトン、アリストテレスの”弁論術”すなわち”説得術”があげられます。」
「レトリックの技法には、①隠喩(メタファー)と②直喩(シミリー)の二つが代表的であり、 ①の隠喩は、類似性に基づく比喩で、人生を旅に喩えるように、典型的には抽象的な対照を具象的なものに見立てて表現します。②の直喩は、”~のよう”などによって類似性を直接示す比喩です。しばしばどの点で似ているかも明示します。たとえば、”やつはスッポンのようだ”などです。」
「向田邦子の(無口な手紙)からの文例を示します。
”いい手紙、特にハガキは、字余りの俳句に似ている。行間から、情景が匂い、声が聞こえてくる。”」
・・・・・ 以上が、メモの内容でした。
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